北海道から九州までのエリア(北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州)間で連系する送電線に流すことができる電気の量の範囲内で、各エリアの供給余力を示す予備率が等しくなるように電力を流した場合に、同じ予備率になるエリアのまとまりを広域ブロックといいます。
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各エリアの需要に対する供給余力を示す値を「エリア予備率」といいます。
沖縄エリアを除くエリア間で等しくなるように均平化した場合の予備率を「広域予備率」といい、広域予備率が等しいエリアは1つの広域ブロックになりますが、広域予備率が等しくならない場合は複数の広域ブロックが形成されます。